海外旅行とクレジットカードの国際ブランド

どの国際ブランドのクレジットカードであっても、海外旅行で問題なく利用できますが、加盟店の店舗数はそれぞれ違いがあります。

VISA、MASTER

近頃ではVISA、MASTERが、単体でCMをやっていますね。
「お金で買えない価値がある。買える物はMASTERカードで」
VISAも、阿部寛さんのCMでおなじみです。
この2社が、世界の二大ブランドです。

両ブランドとも加盟店舗数は全世界で3000万店弱で、世界中どこでも使えます。

VISAもMASTERも、新規加盟店舗開拓を同じ会社が受け持っているので、加盟状況は全く一緒です。
VISAかMASTERが一枚あれば、世界どこでも通用します。

VISAといえば三井住友VISAカードが一番有名です。発行元は三井住友銀行です。
しかし、VISAであれば、すでに述べたようにクレジットカード発行会社はどこでも構いません。どのクレジットカードでも同じように、支払い用のカードとして通用します。
ただし、発行元によって、与信の程度は違ってきます。
銀行系はかなり信用されますし、大会社のクレジットカード(SONYカードなど)も信用されます。

海外旅行で使うクレジットカードを新規で作るなら、どこのクレジットカードを作るにせよ一枚目はVISAかMASTERがよいでしょう。
銀行系のクレジットカードが与信の面で優れています。

JCB

日本発の国際ブランド。
加盟店舗数は全世界で1000万店強で、同3000万店のVISA、MASTERより劣るのは否めません。
しかし、日本人が普通に行くところ(欧米の主要都市や環太平洋の観光地、東南アジアなど)であれば、ほとんど問題ありません。
アジアのほか、グアム、ハワイならJCBカードでも十分です。

JCBカードは日本産の国際ブランドということもあり、海外旅行での邦人サービスに力を注いでいます。
海外旅行の際のサポートが非常に手厚いことで有名です。

ロンドン・パリ・ニューヨーク・北京といった、世界の主要都市にはJCBプラザがあり、観光案内マップの無料配布やワンドリンクサービスだけでなく、飛行機の座席確認、ホテルや各種チケット(オペラのチケットなど)の予約代行も依頼できます。
特にチケット予約に関してはJCBは強く、ラスベガスやローマなどの主要都市で観劇を予定しているならJCBがよいでしょう。

また、緊急時のサポートにも定評があります。
JCBプラザやJCBデスクがある世界主要都市はもちろん、JCBメディカルホットライン海外受付センターは24時間・年中無休で日本語対応のコレクトコールとなっており、医師または看護師による相談、緊急輸送手配、現地医師との通訳サービスなど、きわめて充実しています。

これらのサービスはJCB発行のJCBカードに限らず、国際ブランドがJCBであればどこの発行会社でも構いません。馴染みやすさ、使いやすさでは一番でしょう。

アメリカン・エキスプレス(アメックス)

国際ブランドの中では最もステータスが高いクレジットカードですが、加盟利用料が高いために店舗側の負担が大きく、店舗は意外に少ないです(全世界で750万店ほど)。
ただし、JCBと提携しているので、JCB加盟店ではアメックスが使えます。
IDとしての信頼性は極めて高く、またそのサポートも極めて手厚いです。

アメックスは現地デスクが非常に多く、その意味ではJCB以上に安心できるクレジットカードです。
世界140ヶ国、2,200ヶ所にデスクがあります。ただし、日本語対応ではありません。

ダイナーズクラブ

社会的ステータスが非常に高いクレジットカードで、加盟店も高級店に限られます。
IDとしての信頼性の高さは、アメリカン・エキスプレスと同じです。

ちなみに中井貴一さんがカッパと狸とともにCMをしていたのはDCカード(ダイヤモンド・クレジットの頭文字)で、ダイナーズクラブとは別物です。

海外旅行で使いやすいクレジットカード

VISAやマスターカード、アメックスなどの国際ブランドも独自でクレジットカードを発行していますが、通常は銀行や信販会社が国際ブランドから権利を得て、またはフランチャイジーとして等、各々発行するのが通常です。
もちろん、どのクレジットカードでも利用できます。

国際ブランドとしては、加盟店舗数から、VISA、MASTERの2種類が使いやすいです。
なお、海外旅行に限りませんが、クレジットカードは2枚持つのが一番いいです。

複数枚のクレジットカードを持つときは、国際ブランドを別々にするのが得策です。
VISA+MASTERの組み合わせが一番使いやすいでしょう。
サポートを考えると、JCBも持ちたいところです。