海外旅行中にクレジットカードを紛失したとき

保険

もし、海外旅行の最中に、クレジットカードを紛失したり、盗難されたときは、すぐにクレジットカード発行会社に連絡しなければなりません。
盗難・紛失を告げて、クレジットカードの即時利用停止と再発行を申し出てください。

速やかに手続きをすることが一番大切です。
できるだけ早くクレジットカード会社へ連絡してください。
遅くなれば遅くなるほど、不正利用される危険が高まります。特に窃取された場合は時間との勝負です。

また、必ず現地警察へ届け出て、盗難・紛失証明書をもらってください。
後日の盗難保険の申請に、必ず必要になります。

ちなみに"盗む"は英語で、"steal"(スティール)です。
野球の盗塁(スチール)と同じなので、野球ファンなら簡単に覚えられます。
"盗まれる"は、"steal"の受動態、"stolen"(ストローン)です。
困ったという顔で、「……ストローン……クレジットカード……マネー」を英語っぽく繰り返せば、あとはなんとかなります。
ちなみに泥棒は"thief(シーフ)"。RPGでおなじみですね。
盗難証明書は、"Certificate of theft"です。

海外旅行中のクレジットカードの再発行

クレジットカードの再発行は、現地で可能です。
再発行までの時間はカード会社によります。

通常は3営業日〜2週間かかりますが、JCB発行のJCBカードは、最寄りのJCBプラザで最短1日で再発行可能です。
アメリカン・エクスプレスも最寄りの現地オフィスであれば、最短翌日の発行です。

ほとんどのクレジットカード会社で、盗難時の低金利融資など、万が一に備えたサービスを用意しています。
万が一に備えて、クレジットカードを持っておいたほうがよいでしょう。

クレジットカードの不正請求

クレジットカードは便利・安全ですが、固有の欠点もあります。
利用額の不正請求です。

不正請求には二つのパターンがあります。

利用店からの不正請求

一つは利用した店からの不正請求です。伝票・レシートは必ず持ち帰り、帰国後の請求時に金額のチェックをしっかりやりましょう。
なお、飲食店からの請求が10%ほど高くなっていることがあります。
しかし、これはチップや税などの可能性がありますので、このあたりはそれぞれの店で確認してください。

第三者によるスキミング被害など

不正請求のもう一つのパターンは、第三者にクレジットカード番号を読み取られての不正請求です。安易にクレジットカードを他人に渡さないことが肝要です。

不正利用に対するクレジットカード社への異議申立は、利用料金請求時から3ヶ月以内です。
きちんとチェックして異議を申し立てましょう。伝票・レシートがあれば問題ありません。

なお、かつては4ヶ月程度を超える長期滞在の場合は、不正請求に対処しづらい部分がありました。
この点、以前は家人に頼んでチェックしてもらうなどの措置を講じておく必要がありましたが、現在は電話で利用状況を確認できるサービスをどこのクレジットカード会社もやっているので、その確認さえ怠らなければ大丈夫です。

ただ、やはり今でも、海外旅行中にクレジットカード会社と交渉しなければならないのは面倒です。
そこで、帰国の3ヶ月前(日本に戻ってから異議申し立てできる日)になるまではトラベラーズチェックで決算するというのが一般的です。